Aは、BにCからを受けた動産甲を売却する旨の(以下「本件契約」と
いう。)をBと締結したが、期日が過ぎても動産甲の引渡しは行われていない。
この場合についての次の記述のうち、民法の規定に照らし、正しいものはどれか。
2.動産甲が、契約締結前に生じた自然災害により滅失していたために引渡しが不能 である場合、本件契約は、その成立の時に不能であるから、Aは、Bに履行の不能 によって生じた損害を賠償する責任を負わない。3.動産甲の引渡しについて、Aが履行補助者であるDを用いた場合、Dの過失によ り甲が滅失し引渡しができないときには、Aに当然に債務不履行責任が認められ る。4.動産甲が本件契約締結後引渡しまでの間にA・B双方の責めに帰すことができな い事由によって滅失したときは、Aの引渡し債務は不能により消滅するが、Bの代 金債務は消滅しないから、Bは、Aからの代金支払請求に応じなければならない。5.Aが本件契約に基づき動産甲をBのもとに持参して引き渡そうとしたが、Bがそ の受領を拒んだ場合、その後にA・B双方の責めに帰すことができない事由によっ て甲が滅失したときは、Bは、本件契約の解除をすることも、Aからの代金支払請 求を拒絶することもできない。
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