Aは、Bとの間でA所有の建設機械甲(以下「甲」という。)をBに売却する旨
の本件を締結し、甲をBに引き渡したが、期が徒過したにもかかわら
ずBから代金の支払を受けていない。この場合に関する次の記述のうち、民法の規
定およびに照らし、妥当なものはどれか。
2.DがBから甲の修理を請け負い、修理を終えて甲をBに返還したが報酬の支払を 受けていない場合においても、Aは、甲につき先取特権を行使して、Dに先立って 優先弁済を受けることができる。3.BがEのために甲に質権を設定した場合においても、Aは、甲につき先取特権を 行使して、Eに先立って優先弁済を受けることができる。4.BがFのために甲を譲渡担保に供して占有改定の方法により引き渡した場合にお いても、Aは、甲につき先取特権を行使することができ、Fはこれに対して異議を 述べることはできない。5.本件売買契約において所有権留保特約が設けられていた場合、BがGのために甲 を譲渡担保に供して占有改定の方法により引き渡したとしても、Aは、Bに対して 留保所有権に基づいて甲の引渡しを求めることができ、Gはこれに対して異議を述 べることはできない。 -25- --- PAGE 27 ---
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