行政不服審査法(以下「行審法」という。)と行政事件訴訟法(以下「行訴法」 という。)との違いに関する次のア~オの記述のうち、妥当なもののせはどれ か。 ア 行訴法は、につき、出訴期間の制限を規定するとともに、「ただ し、正当な理由があるときは、この限りでない」という規定(以下「ただし書」と いう。)を置いているが、行審法は、処分についてのにつき、審査請求期 間の制限を規定しているものの、行訴法のようなただし書は置いていない。 イ 行審法は、が不服申立てをすることができる処分をする場合には、原則と して、処分の相手方に対し、当該処分につき不服申立てをすべき行政庁や不服申立 てをすることができる期間を書面でしなければならないと規定しているが、行 訴法は、取消訴訟を提起することができる処分をする場合につき、被告とすべき者 や出訴期間を教示すべき旨を定めた明文の規定は置いていない。 ウ 行訴法は、判決の拘束力について、「処分又はを取り消す判決は、その事件 について、処分又は裁決をした行政庁その他の関係行政庁を拘束する。」と定めて いるのに対し、行審法は、裁決の拘束力について、「裁決は、関係行政庁を拘束す る。」と定めている。 エ 行審法は、行訴法における取消訴訟と同様、審査請求についての規定を 置くとともに、執行停止の申立てまたは決定があった場合、は、審査 庁に対し、異議を述べることができる旨を定めている。 オ 行訴法は、行政庁がその処分または裁決をしてはならない旨を命ずることを求め る訴訟として「差止めの訴え」を設けているが、行審法は、このような処分の差止 めを求める不服申立てについて明文の規定を置いていない。