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リスク対応案の区分と残留リスクの受容判断

オリジナル1問1答目安 6分

C社は,通信販売を営む従業員300名の企業である。C社では,情報セキュリティ委員会が年1回リスクアセスメントを行っており,今年度は情報セキュリティ担当のDさんが取りまとめを担当している。

〔リスク評価とリスク対応の規程(抜粋)〕

  • リスク値は,影響度(1〜3)と発生可能性(1〜3)の積とする。影響度は,業務及び顧客への影響の大きさで評価する。保険金などの金銭的な補填は影響度の評価に反映しない。
  • 対策後のリスク値(残留リスク)が3以下であれば,リスク所有者の承認を得て受容できる。4以上の場合は受容できず,追加の対応を計画する。
  • リスク対応は次の四つに区分する。低減:対策を導入して,事故が起きる可能性又は影響を下げる。回避:業務のやり方や情報システムの利用方法を変えて,リスクそのものをなくす。移転:補償能力のある他者(保険を含む)や,自社より有効な対策を行う他者のサービスを利用して,自社の負担を下げる。保有:対策を講じず,現状を維持する。

各部署から提出されたリスク対応案を,表1に示す。

表1 リスク対応案(抜粋)

項番リスク現状
(影響度×発生可能性)
対応案部署が見積もった対策後
(影響度×発生可能性)
R1営業担当者のノートPCの紛失による顧客情報の漏えい3×2=6全ノートPCにディスク全体の暗号化とリモートワイプを導入する。2×2=4
(紛失時の顧客対応が残るため影響度2)
R2ランサムウェアによる受注システムの停止3×2=6復旧費用と停止期間中の逸失利益を補償するサイバー保険に加入する。1×2=2
(損失は保険金で補填されるため影響度1)
R32022年に終了したキャンペーンサイトの,更新されていないCMSの脆弱性を悪用した改ざん2×3=6サイトを閉鎖し,サーバとその中の応募者データを消去する。なし
R4社内の受付に置いたデジタルサイネージ端末(公開済みの情報だけを表示)の表示内容の改ざん1×2=2対策は講じず,現状を維持する。1×2=2

Dさんは,表1の対応案を規程に照らして確認し,R2の対応の区分は【 a 】,R3の対応の区分は【 b 】であり,対策後のリスク値が受容基準を満たさず,追加の対応を計画すべきリスクは【 c 】であると,情報セキュリティ委員会に報告した。

設問

本文中の【 a 】〜【 c 】に入れる字句の組合せはどれか。解答群のうち,最も適切なものを選べ。

解答群

abc
ア低減回避R1だけ
イ低減回避R1とR2
ウ低減低減R1だけ
エ低減低減R1とR2
オ移転回避R1だけ
カ移転回避R1とR2
キ移転低減R1だけ
ク移転低減R1とR2

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