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委託先チェックリストと契約書案の確認

オリジナル1問1答目安 7分

D社は,家電製品を販売する従業員800名の企業である。D社は,顧客からの問合せに対応するコールセンター業務をE社に委託しており,E社は業務のためにD社の顧客管理システムにアクセスして顧客の個人データを取り扱う。D社は,来月の委託契約の更新に当たって,情報セキュリティ部のGさんに委託先の確認を依頼した。

D社の委託先管理規程では,個人データを取り扱う委託先に対して,表1の事項を求めている。

表1 委託先に求める事項(抜粋)

項番区分求める事項
(1)再委託再委託は,D社の事前の書面による承認を得た場合に限る。
(2)インシデント報告個人データの漏えい等のおそれを把握した時点から24時間以内に,D社へ第一報を入れる。調査結果は判明し次第,続報する。
(3)アクセス権業務に必要な担当者だけに個人IDを付与し,異動・退職時は当日中に削除する。IDの棚卸を四半期に1回以上行い,結果をD社に報告する。
(4)監査D社又はD社が指定する第三者が,年1回以上,立入りを含む監査を実施できる旨を契約で定める。
(5)契約終了時D社のデータを消去し,消去証明書を提出する。バックアップ媒体上のデータは,媒体の保存期間(最長90日)の満了時の消去でよい。

Gさんは,E社に委託先チェックリストへの回答を依頼し,あわせて更新後の契約書案を確認した。結果を表2に示す。

表2 E社の回答と契約書案の条項(抜粋)

項番E社の回答契約書案の条項
(1)昨年から,夜間の一次受付をF社に再委託している。F社とは,当社とD社の間の契約と同等の秘密保持契約を締結済みである。D社への届出は行っていない。乙は,甲の事前の書面による承認を得た場合に限り,業務の一部を第三者に再委託できる。
(2)インシデントを把握した場合は,原因と影響範囲の調査が完了した時点で,速やかに報告書をD社に提出する。乙は,個人データの漏えい等が発生した場合,速やかに甲に報告する。
(3)オペレータごとに個人IDを付与している。異動・退職者のIDは当日中に削除している。IDの棚卸は毎月行い,結果を四半期ごとにD社に報告している。乙は,個人データにアクセスできる者を必要最小限とし,その状況を定期的に甲に報告する。
(4)ISMS 認証を取得しているので,認証の登録証の写しを毎年提出する。D社による立入監査は想定していない。甲は,乙に対し,個人データの取扱状況について報告を求めることができる。
(5)契約終了時に業務システム上のデータを消去し,消去証明書を提出する。バックアップ媒体は保存期間60日の満了時に上書き消去し,その旨を消去証明書に記載する。乙は,契約終了時に甲のデータを消去し,消去証明書を甲に提出する。

設問

表2の項番(1)〜(5)のうち,表1に照らして,E社の運用(回答の内容)又は契約書案に是正が必要な項番だけを全て挙げたものはどれか。解答群のうち,最も適切なものを選べ。

解答群

正解 0 / 解答 0(全1設問)