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露出の判定に基づく脆弱性の対応順

オリジナル1問1答目安 7分

L社(通信講座の運営,従業員250名)の情報システム部のMさんは,今週公表の脆弱性のうち自社の機器に該当する5件(V1〜V5)の対応順を,表1の基準で決めることになった。

表1 脆弱性対応の優先度の基準(抜粋)

手順内容
1. 露出の判定外部露出:脆弱な機能にインターネットから到達でき,有効な補償的対策がない。
限定露出:脆弱な機能にインターネットから到達できない,又は到達できるが有効な補償的対策がある。
露出なし:脆弱な機能が無効化されている,又は使われていない。
補償的対策(WAF・IPS のルールなど)は,製品の提供元が当該脆弱性に有効と公表したルールを遮断の設定で適用している場合に限り,有効とする。
2. 優先度の決定優先度A(24時間以内):外部露出で,KEV掲載又はEPSS 0.10以上
優先度B(7日以内):外部露出で優先度Aに当たらないもの,又は限定露出で,KEV掲載又はEPSS 0.10以上
優先度C(30日以内):限定露出で優先度Bに当たらないもの
優先度D(次回の定期保守):露出なし
3. 同じ優先度内の順序CVSS v4.0 の基本値(CVSS-B)が高い順とする。

表2 該当する脆弱性と自社での状況

項番対象CVSS-BEPSSKEV自社での状況
V1ファイル転送装置の管理画面(8443/tcp)の認証回避9.30.94掲載管理画面は管理セグメントからだけ使う運用である。ファイアウォールの設定は図1。
V2会員サイトのWebアプリケーション実行環境の脆弱性8.70.35未掲載インターネットに公開。WAF の提供元が当該脆弱性に有効と公表したルールを,遮断モードで適用済み。
V3社内グループウェアの脆弱性9.20.02未掲載社内ネットワークからだけ利用でき,インターネットから到達できない。
V4メール中継サーバ(25/tcp,インターネットに公開)の脆弱性6.90.48掲載IPS の提供元が当該脆弱性に有効と公表したシグネチャを,検知のみの動作で適用済み。
V5会員サイトのWebサーバの画像変換モジュールの脆弱性8.80.61掲載設定で当該モジュールを読み込まないようにした。

注記 EPSS は今後30日間に悪用される確率の推定値,KEV は CISA の悪用が確認された脆弱性のカタログ。

図1 ファイアウォールの設定(抜粋)

規則 送信元          宛先            ポート      動作  備考
1    any             ファイル転送装置 443/tcp     許可  ファイル授受
2    管理セグメント  ファイル転送装置 8443/tcp    許可  管理画面
3    any             ファイル転送装置 8443/tcp    許可  保守業者の遠隔作業用
4    any             any             any         拒否

設問

表1の基準に従ってV1〜V5の対応順を決めたものはどれか。解答群のうち,最も適切なものを選べ。

解答群

正解 0 / 解答 0(全1設問)