過去問練習

肢別演習で論点を個別に潰す

1肢ずつ○×で解答。全1,019肢

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R7年 問45記述民記述式

Aの配偶者であるBは、Aから法律行為に関する代理権を授与されていないにも かかわらず、Aが所有する高級腕時計甲につき、自身の海外旅行費用に充てるため に、Aの代理人と称してCに売却する旨の売買契約(以下「本件契約」という。) を締結した。このような場合におけるCのAに対する本件契約の履行請求の可否に つき、判例は、民法110条 (権限外の行為の表見代理)の趣旨を類推して相手方保 護を図る旨を示した。判例は、Cにおいて、どのような場合に上記の類推適用を認 めているかについて、40字程度で記述しなさい。 下 書用) ( 15

R7年 問46記述民記述式

Aは、Bの所有する隣家の火災(以下「本件火災」という。本件火災は、A及び Bの故意・過失によるものではない。)を見つけ、消防署に通報した。本件火災 は、ボヤ(小火)であったので、これを消し止めることができると思い、Aは、A の家に備え付けてあったA所有の消火器を用いて消火活動を開始した。この場合 に、どのような法的根拠に基づき消火活動を継続しなければならないか。また、A は、消火器を使ったため新たな消火器を購入する必要が生じたが、そのための費用 を、どのような法的性質を有するものとしてBに対して償還を請求することができ るか。民法の規定に照らして、40字程度で記述しなさい。 (下書用) 15 --- PAGE 41 --- 基礎知識 [問題47~問題60は択一式(5肢択一式)]

R6年 問45記述民記述式

Aは、海外からコーヒー豆を輸入して国内の卸売業者に販売する事業を営んでい る。Aは、卸売業者Bにコーヒー豆1トン(以下「甲」という。)を販売し、甲 は、B所有の倉庫内に第三者に転売されることなくそのまま保管されている。A は、Bに対し、甲の売買代金について、その支払期限経過後、支払って欲しい旨を 伝えたが、Bは、経営不振を理由に、いまだAに支払っていない。BにはA以外に も一般債権者がいる。この場合に、Aは、甲についていかなる権利に基づき、どの ような形で売買代金を確保することができるか。民法の規定に照らし、40字程度 で記述しなさい。

R6年 問46記述民記述式

Aは、Bとの間で、BがCから購入した甲土地(以下「甲」という。)を買い受 ける契約を締結し、Bに対して代金全額を支払ったが、甲の登記名義はいまだCの ままである。BC間の売買において、CがBへの移転登記を拒む理由は存在せず、 また、BがCに対して移転登記手続をすべきことを請求している事実もない。一 方、Aは、早期に甲の所有権取得の対抗要件として登記を具備したい。 このような場合、Aは、何のために、誰の誰に対するいかなる権利を、どのよう に行使できるか。40字程度で記述しなさい。

R5年 問45記述民記述式

AがBに対して有する貸金債権の担保として、Bが所有する甲建物(以下「甲」 という。)につき抵当権が設定され、設定登記が経由された。当該貸金債権につき Bが債務不履行に陥った後、甲が火災によって焼失し、Bの保険会社Cに対する火 災保険金債権が発生した。Aがこの保険金に対して優先弁済権を行使するために は、民法の規定および判例に照らし、どのような法的手段によって何をしなければ ならないか。40字程度で記述しなさい。

R5年 問46記述民記述式

Aは、Aが所有する土地上に住宅を建築する旨の建築請負契約(以下「本件契 約」という。)を工務店Bとの間で締結した。本件契約においては、Bの供する材 料を用い、また、同住宅の設計もBに委ねることとされた。本件契約から6か月経 過後に、Aは、請負代金全額の支払いと引き換えに、完成した住宅の引渡しを受け た。しかし、その引渡し直後に、当該住宅の雨漏りが3か所生じていることが判明 し、Aは、そのことを直ちにBに通知した。この場合において、民法の規定に照ら し、Aが、Bに対し、権利行使ができる根拠を示した上で、AのBに対する修補請 求以外の3つの権利行使の方法について、40字程度で記述しなさい。

R4年 問45記述民記述式

Aが所有する甲不動産について、Aの配偶者であるBが、Aから何ら代理権を与 えられていないにもかかわらず、Aの代理人と称して甲不動産をCに売却する旨の 本件売買契約を締結した後、Bが死亡してAが単独で相続するに至った。CがAに 対して、売主として本件売買契約を履行するよう求めた場合に、Aは、これを拒み たいと考えているが、認められるか。民法の規定および判例に照らし、その許否に つき理由を付して40字程度で記述しなさい。

R4年 問46記述民記述式

Aは、工場を建設するために、Bから、Bが所有する甲土地(更地)を、賃貸借 契約締結の日から賃借期間30年と定めて賃借した。ただし、甲土地の賃借権の登 記は、現在に至るまでされていない。ところが、甲土地がBからAに引き渡される 前に、甲土地に何らの権利も有しないCが、AおよびBに無断で、甲土地に塀を設 置したため、Aは、甲土地に立ち入って工場の建設工事を開始することができなく なった。そこで、Aは、Bに対応を求めたが、Bは何らの対応もしないまま現在に 至っている。Aが甲土地に工場の建設工事を開始するために、Aは、Cに対し、ど のような請求をすることができるか。民法の規定および判例に照らし、40字程度 で記述しなさい。

R3年 問45記述民記述式

Aは、Bに対して100万円の売掛代金債権(以下「本件代金債権」といい、解答 にあたっても、この語を用いて解答すること。)を有し、本件代金債権については、 A・B間において、第三者への譲渡を禁止することが約されていた。しかし、A は、緊急に資金が必要になったため、本件代金債権をCに譲渡し、Cから譲渡代金 90 万円を受領するとともに、同譲渡について、Bに通知し、同通知は、Bに到達 した。そこで、Cは、Bに対して、本件代金債権の履行期後に本件代金債権の履行 を請求した。Bが本件代金債権に係る債務の履行を拒むことができるのは、どのよ うな場合か。民法の規定に照らし、40字程度で記述しなさい。 なお、BのAに対する弁済その他の本件代金債権に係る債務の消滅事由はなく、 また、Bの本件代金債権に係る債務の供託はないものとする。

R3年 問46記述民記述式

Aが所有する甲家屋につき、Bが賃借人として居住していたところ、甲家屋の2 階部分の外壁が突然崩落して、付近を通行していたCが負傷した。甲家屋の外壁の 設置または管理に瑕疵があった場合、民法の規定に照らし、誰がCに対して損害賠 償責任を負うことになるか。必要に応じて場合分けをしながら、40字程度で記述 しなさい。

R2年 問45記述民記述式

Aは、Bとの間で、A所有の甲土地をBに売却する旨の契約(以下、「本件契 約」という。)を締結したが、Aが本件契約を締結するに至ったのは、平素からA に恨みをもっているCが、Aに対し、甲土地の地中には戦時中に軍隊によって爆弾 が埋められており、いつ爆発するかわからないといった嘘の事実を述べたことによ る。Aは、その爆弾が埋められている事実をBに伝えた上で、甲土地を時価の2分 の1程度でBに売却した。売買から1年後に、Cに騙されたことを知ったAは、本 件契約に係る意思表示を取り消すことができるか。民法の規定に照らし、40字程 度で記述しなさい。なお、記述にあたっては、「本件契約に係るAの意思表示」を 「契約」と表記すること。

R2年 問46記述民記述式

以下の[設例]および[判例の解説]を読んで記述せよ。 [設例] A所有の甲不動産をBが買い受けたが登記未了であったところ、その事実を 知ったCが日頃Bに対して抱いていた怨えん 恨こん の情を晴らすため、Aをそそのかして もっぱらBを害する目的で甲不動産を二重にCに売却させ、Cは、登記を了した 後、これをDに転売して移転登記を完了した。Bは、Dに対して甲不動産の取得 を主張することができるか。 [判例の解説] 上記[設例]におけるCはいわゆる背信的悪意者に該当するが、判例はかかる 背信的悪意者からの転得者Dについて、無権利者からの譲受人ではなくD自身が 背信的悪意者と評価されるのでない限り、甲不動産の取得をもってBに対抗しう るとしている。 上記の[設例]について、上記の[判例の解説]の説明は、どのような理由 に基づくものか。「背信的悪意者は」に続けて、背信的悪意者の意義をふまえ つつ、Dへの譲渡人Cが無権利者でない理由を、40字程度で記述しなさい。